原子炉圧力容器 げんしろあつりょくようき
原子炉の炉心部を収納する肉厚に作られた頑丈な鋼製容器であり、BWRの場合は直径約6m、高さ約23mの円筒型で、両端が半球状の鏡部をしている。内部に燃料集合体から成る炉心、制御棒などの炉内構造物、一次冷却材(軽水)等があり、運転時には高温・高圧となっている。冷却材入り口・出口や蒸気出口等の外部とつながる部分は、太く丈夫な配管で接続されている。