電力共通最小国家行動計画

電力共通最小国家行動計画 でんりょくきょうつうさいしょうこっかこうどうけいかく

 1996年6月に発足したインドの新連邦政府は同年12月、全インドの州の主要閣僚との検討、13の与党政党との協議に基づいて、電力共通最小国家行動計画(Common Minimum National Action Plan for Power)を作成した。これによって民間投資と市場価格付け(州の責任)を容易にしようとした、ガイドラインの概略は以下のとおり。1)各州/連邦直轄地は独立の州電力規制委員会(State Electricity Regulatory Commission:SERC)を設立すること、2)SERCは、料金の決定のみを扱うこと、3)連邦政府は中央電力規制委員会(Central Electricity Regulatory Commission:CERC)を設置すること。しかし、必要な電力再編の実施は順調ではなく、重大な決定はたびたび遅れるか内容が緩和された。


<登録年月> 2004年12月

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