照射後回復 しょうしゃごかいふく
recovery.生体分子(例えばDNA(デオキシリボ核酸))、細胞、組織等に致死量の放射線を照射しても、その照射が期間をおき分割して照射された場合には致死に致らないことがある。照射された後次の照射までの間隔が長いときには、その間に放射線による損傷がいえることがある。この現象を回復といっている。分子レベルでは、光回復、除去修復等により回復し、細胞レベルでは、分裂遅延、亜致死障害等の回復がある。また、組織・臓器レベルでは細胞数の回復等がみられる。