電気式集じん装置

電気式集じん装置 でんきしきしゅうじんそうち

火力発電所からの粒子状物質(煤じん)の低減のための装置で、重油・原油燃焼時の未燃焼炭素を主体とした煤じんや、石炭燃焼時の未燃焼炭素を主体とした煤じんやフライアッシュ(石炭灰)を捕集する。圧力損失が低く、メインテナンスが容易なので、電気式集じん装置(ESP:Electrostatic Precipitator)は、すべての火力発電所に設置されている。ESPの原理はつぎのとおり、針状の放電極(負極)と板状の集じん極(正極、接地極)からなり、放電極は二枚の集じん極間の中央に設置される。この放電極に直流高電圧を印加するとコロナ放電が生じる。発生した負イオンは集じん極に向かって流れ、気流中の粒子にそのイオンが付着する。これによって、粒子も集じん極に向かって移動するようになり分離される。


<登録年月>
2004年12月




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