国連食糧農業機関

国連食糧農業機関 こくれんしょくりょうのうぎょうきかん

 国連食糧農業機関(FAO、Food and Agriculture Organization of the United Nations)は、1945年にカナダのケベックで採択されたFAO憲章に基づいて設立された国連の専門機関の一つであり、その目的は、人々が健全で活発な生活を送るために十分な品質の食料への、定期的なアクセスを確保し、すべての人々の食料安全保障を達成することである。具体的には、食糧、農産物の生産加工、流通の改善、栄養水準の向上と農村住民の生活向上を図り、飢餓をなくすことを目指している。2004年現在、187カ国とEUが加盟している。FAOの原子力分野の活動、国際協力は、全て国際原子力機関(IAEA)と共同で行っており、土壌の肥沃化・灌漑・作物生産、植物育種と遺伝学的改良、家畜の増殖、害虫の不妊化による駆除、農薬・殺虫剤のモニタリング、食品照射など、食糧生産の向上や食糧損耗の防止といった分野で、アイソトープや放射線等の原子力技術を利用した研究開発・途上国援助が行われている。
 本部をイタリアのローマに置き、5地域事務所、5地域支所、5リエゾンオフィス、78現地事務所を有する国連最大の専門機関であり、職員数 約3,450人(60%がローマ本部勤務)。


<登録年月>
2004年12月




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