レプトン れぷとん
素粒子の一種で、電子、ミューオン、タウオン、及びそれらと対をなす電子ニュートリノ、ミューオン・ニュートリノとタウ・ニュートリノがある。前3者にはそれぞれ負電荷を持つものと正電荷を持つものとがある。ミューオンは1930年代に宇宙線の中で発見され、タウオンは電子陽電子衝突型加速器を用いて1975年に発見された。レプトンの名称はギリシャ語の軽いという語を起源としており、日本語では軽粒子とも呼ばれる。レプトン以外の素粒子としては6種類のクォークが知られている。