マイナーアクチノイド燃料

マイナーアクチノイド燃料 まいなーあくちのいどねんりょう

 使用済燃料の再処理後に回収されるマイナーアクチノイドを混入した原子炉燃料。使用済燃料に含まれるアメリシウム、キュリウムなどのマイナーアクチノイドには放射毒性が強く、半減期のきわめて長い同位体が含まれている。現在、発電炉の主流となっている軽水炉ではこれらをプルトニウムとともにリサイクルすることが困難なため、再処理の過程で分離し、TRU廃棄物として地層処分することが検討されている。他方、高速炉ではこれらのマイナーアクチノイドを燃料に一定量混入し、燃焼(核分裂)、転換反応によって消滅させ、燃料サイクルシステム中のマイナーアクチノイドのインベントリの増加を抑制することが可能である。従来型の高速炉の他に、加速器と未臨界炉を用いてマイナーアクチノイドを安全に、また、効率的に核変換するシステムも検討されている。


<登録年月>
2012年07月




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