深層防護安全哲学

深層防護安全哲学 しんそうぼうごあんぜんてつがく

 2001年9月のテロ被害以後、米国原子力規制局(NRC)は従来から実施していた原子力発電所を含む原子力施設の警備をより一層強化した。この警備のための実戦部隊の訓練に対して、プラント安全特性とその対応策、施設に対する防衛対策と緊急時準備に必要な要件を統合した方法を提言し、こうした安全確保の方針を深層防護安全哲学と呼んでいる。なお、原子力プラントに対する深層防護という言葉は、公衆安全確保のために設置されている多重構造の安全設備体系を指している。


<登録年月> 2004年03月

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