酸性雨プログラム

酸性雨プログラム さんせいうぷろぐらむ

 Acid Rain Program.「酸性雨プログラム」(Acid Rain Program)は米国環境保護省(U.S.EPA)により1990年の大気浄化法改正の一部として設けられた。これには二酸化硫黄(SO2)、窒素酸化物(NOx)の排出量を減少させ、酸性雨を抑制することを目的として、排出権取引などのマーケットプログラムなどにより最も低い社会コストでこれらのゴール目標を達成しようとするものである。NOxについては排出割合に関する要求事項が定められ、また、SO2については、2010年までに、1980年の排出レベルの50パーセントを削減するという上限が設けられた。このプログラムでは、エネルギー効率の改善や関連した公害防止も奨励されている。


<登録年月> 2004年03月

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