International Space Station(ISS).国際宇宙ステーションは日本を含む世界15か国が参加し、宇宙に巨大有人施設を建設する国際プロジェクトである。地上からの高度400kmの低高度軌道を周回する全長約110m、重量約450tの多目的有人施設であり、寸法33.5m×11.6mの太陽電池パネル8セットを広げて、75kWの総発電容量をもつ。1998年に建設が開始され、2008年頃の完成を目指している。建設期間中の輸送のためスペースシャトル等により合計46回の打上げが予定されている。2004年3月現在で第8次長期滞在クルーとして2名の宇宙飛行士が国際宇宙ステーションで活躍している。