高サイクル疲労 こうさいくるひろう
材料に繰返し応力又は繰返しひずみを加えた結果、発生する材料の破壊現象。実用上問題となる破壊までの繰返し数が1万〜10万回以上の場合を高サイクル疲労といい、それ以下を低サイクル疲労と称している。高サイクル疲労では最大負荷応力は弾性限内である。例えば原子炉内冷却水の圧力変動による冷却管の流体振動による疲労は高サイクル疲労である。