green power．地球温暖化を極力防止することを目的として、二酸化炭素の排出量が少なく、地球環境に優しい太陽光や風力などの自然エネルギーを積極的に活用する必要がある。これら自然エネルギーの活用で得られる電力をグリーン電力と呼称している。しかし、このような新しいエネルギーは、従来のエネルギー源に比べて現状ではコストが高く（太陽光で約50円前後/KWh、風力で約20円前後/KWh）、採算上から普及の足かせとなっている。また、電力の安定性も検討課題としてあげられている。所期の目的遂行のために2000年にグリーン電力基金が設立され、自然エネルギーの普及を応援している。この基金は、環境意識の高い消費者と電力会社が協力してつくるもので、集まった拠出金で太陽光や風力など環境に優しい自然エネルギーの施設建設などに助成を行っている。