加圧熱衝撃

加圧熱衝撃 かあつねつしょうげき

 加圧熱衝撃とは、何らかのトラブルが原因で原子炉の非常用炉心冷却装置が作動し、加圧状態のまま原子炉圧力容器内壁が急冷される事象を言う。中性子照射により靭性が低下した圧力容器に、加圧熱衝撃により内壁が急冷され、大きな熱応力が発生し、さらに、内壁に欠陥が存在すると想定した場合には圧力容器は厳しい応力状態に置かれる恐れがある。


<登録年月> 2004年03月

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