Rapsodie らぷそでぃー
フランスの高速増殖実験炉「ラプソディー」は1967年初臨界を達成し、各種の実験が行われて1983年まで稼働して閉鎖された。定格熱出力4万KWで、MOX燃料・Na冷却(一次、二次)・ループ型である。この炉は長い間無事故で運転を記録し、高い燃焼度を達成している。ラプソディーで得られた核特性値等のデータベースは次の原型炉「フェニックス」に受け継がれた。