原子力プラントの、出力、温度、圧力、水位等の重要なパラメータや機器を監視することによりプラントの状態を把握し、早期に異常を検出することを可能にするための装置をプラント監視システム又は運転員支援システムという。これらは計算機の発達によりより高度なシステムが実現可能となった。高速実験炉「常陽」では、プラント機器の異常兆候を早期に発見し、タイムリな保全活動を図るために、遠隔で自動的に連続監視するシステムとしてMEDUSAが開発され、さらに月例点検等において簡便に測定することができる補機設備を対象としたCo-MEDUSAも開発され運用されている。