Japan-United States Program of Integral Test and Experimental Researches. 動燃(現在、核燃料サイクル開発機構)と米国エネルギー省(DOE)との共同研究による60〜100万KWe相当の大型高速増殖炉の炉心臨界実験であり、大型高速炉の炉心設計と核設計手法の評価に必要な情報を得ることを目的とした大規模プロジェクトである。実験には、Pu燃料約3トンを有する米国アルゴンヌ国立研究所(ANL)の高速臨界実験装置ZPPRが用いられた。実験は1978年から1989年まで合計21の炉心について実施された。ここで得られた情報は、わが国の大型FBR炉心の核設計に対する最も重要な実験データベースとして、活用されている。