超高温ガス炉

超高温ガス炉 ちょうこうおんがすろ

 Very High Temperature Reactor(VHTR). 冷却材の原子炉出口温度が900℃以上の高温で運転できる黒鉛減速・ヘリウム冷却型の高温ガス炉で、第4世代原子炉(Generation IV:GEN-IV)という次世代の原子炉概念の一つとして採用されている。高温の熱エネルギーを高効率発電、熱化学水素製造などに利用可能である。わが国では、「多目的高温ガス炉」の名称で設計研究及び関連R&Dが進められ、試験研究炉HTTRの建設・運転をベースとして実用化に向けた研究開発が行われている。


<登録年月> 2010年10月

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