International Near Term Deployment(INTD). 次世代の原子炉概念の一つ。2002年2月の第4世代国際フォーラム、ロンドン会議において、米国から、2015年までに導入可能で、改良型軽水炉(ALWR)と同等以上の性能を有する改良型炉を国際短期導入炉として第4世代計画の枠内で選択したいとの提案があり、全加盟国の了承を得た。国際短期導入炉は第4世代原子炉と異なって、基本的には当事国の責任で研究開発を進めるものである。2002年7月のリオデジャネイロ会議において、国際短期導入炉の概念として、つぎの5概念が決定した(表参照)。(1)改良型 BWR、(2)改良型圧力管型炉、(3)改良型 PWR、(4)一次系一体型炉、(5)モジュラー型高温ガス炉。