In−place leaching. ウラン鉱石の採掘の方法も他の鉱石と大差なく、主として露天掘りと坑内堀りが行われる。ただ、ウランの坑内堀りではラドン(ウランの崩壊で生まれる放射性気体)の対策が必要である。鉱石を採取する方法に加えて、直接ウランを採取する方法も試みられている。これは地表から鉱床内にボ−リングを行い、その孔を通して酸やアルカリを注入し、ウランを浸出する方法である。(In−place leaching)または(In−situ leaching)と呼ばれ、その場浸出の意である。この方法はコスト上は有利で、またラドン問題もないが、鉱床の種類に制約がある上に、地下水汚染の問題もある。