ラムサール条約

ラムサール条約 らむさーるじょうやく

 Convention on Wetlands of International Importance Especially as Waterfowl Habitat. 沼沢地、湿原等の湿地に生息する水鳥の多くは渡り鳥であり、このため、水鳥の保護及び湿地の保全のための国際協力の必要性が認識されはじめ、1971年2月2日、イランのラムサ−ルにおいて開催された「湿地及び水鳥の保全のための国際会議」で本条約が作成された(1975年12月21日効力発生)。条約は、特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地及びその動植物の保全を促進することを目的とし、各締約国領域内にある湿地を指定すること並びに湿地及びその動植物の保全のため取るべき措置について規定している。わが国は、1980年6月17日に加入書をユネスコに寄託し、同年10月17日に効力を発生した。1998年4月現在、締約国数106か国、登録湿地数904、登録湿地面積約6,800万ヘクタ−ルとなっている。ほぼ3年に一度締約国会議が開催される。


<登録年月> 2003年03月

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