UP-1. フランスは、1958年軍事用プルトニウム生産炉の燃料の再処理をするため、マルクールに再処理工場UP−1を稼働させた。これがフランスの再処理の本格的始まりである。1976年からUP-1はフランス核燃料公社(COGEMA)により、ガス冷却炉(GCR)の再処理施設として運転された。処理能力は年間、天然ウラン400tで、1997年9月に運転を終了した。この間の処理量は、18200tであった。その後、天然ウラン用のUP2(1997年1月停止)、濃縮ウラン用のUP2-400(UP2-800に移行)、UP2-800、UP3(海外顧客用)及び高速炉燃料用の施設を建設している。