LNG火力発電

LNG火力発電 えるえぬじーかりょくはつでん

 LNG(Liquefied Natural Gas) thermal power generation. LNG(天然ガス)を燃料とする発電方式。二酸化炭素の排出量が石炭火力発電の約6割という優れた環境特性、定格から部分負荷運転までの広い範囲で熱効率が高く、出力調整機能に優れていることから、需要地に近接した都市用の電源として、また、ミドルピーク用の電源として期待されている。LNG受入基地、LNG貯蔵施設、LNGポンプ、送出・気化設備などからなるLNG設備を必要とする。気化されたLNGが発電設備に送られる(図1)。発電は、蒸気タービンによるもの、コンバインドサイクルを用いるものなどがある。


<登録年月> 2002年03月

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