脱硝

脱硝 だつしょう

 denitration. 窒素酸化物による大気汚染を防止するために、重油などの燃焼ガスから窒素酸化物を除去することを脱硝という。実用化されている除去法としては、排ガスにアンモニアを注入し、チタン、バナジウムなどのを主成分とする触媒を用いて、窒素酸化物を還元し、脱硝する。最近電子ビームによる排煙処理法が工業的に試みられている。電子ビーム照射によって、排煙中の硫黄と窒素酸化物を硫酸と硝酸に変化させ同時に除去する方法である。
 一方、使用済燃料の再処理工程の一つに脱硝工程がある。精製された硝酸ウラニル溶液や硝酸プルトニウム溶液は、空気雰囲気中で加熱処理することにより硝酸が除去され、製品の三酸化ウラン、二酸化プルトニウム粉末となる。


<登録年月>
2002年03月




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