エマルション エマルジョン

エマルション えまるしょん

 emulsion. 液体のコロイド粒子が液体の分散媒に分散したコロイドを指す。溶け合わない2種の液体に、両方の液体に溶ける基を備えた乳化剤(emulsifier)を加え、一方の液体を細かいコロイド粒子にして、もう一方の液体中に分散させて作る。水と油のエマルションを作る場合、乳化剤の性質によって2種類のエマルションができる。水に溶ける親水性の部分が大きく、油に溶ける疎水性の部分が小さい乳化剤を用いると、水が外側(分散媒)になり、油を乳化剤の疎水部分で包み込んで分散させたコロイドができる。一方、疎水部分が大きい乳化剤を用いると、油が外側になり水を細かく分散させたコロイドができる。エマルジョン燃料は、超重質原油を燃料として利用するため、界面活性剤を加え液状にした燃料をいう。ベネズエラのオリノコ川流域から産出される超重質油を利用して作られた燃料はオリマルジョンと呼ばれる。


<登録年月>
2002年03月




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