異常影響緩和系

異常影響緩和系 いじょうえいきょうかんわけい

 異常影響緩和系は、原子炉施設の異常状態において、その拡大を防止し、あるいは異常を速やかに収束させることにより、一般公衆や作業者に対して過度の放射線被ばくを防止、あるいは緩和する機能をもつ構築物、系統および機器である。異常影響緩和系には、原子炉緊急停止機能、炉停止後の熱除去機能、遮蔽機能、放射能閉じ込め機能等多くの機能があり、これらは安全に及ぼす重要度に応じてクラス1からクラス3に分けられ、安全設計のための指針で規定されている。


<登録年月> 1998年01月

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