D−D反応 D−D核融合反応 重水素ー重水素反応

D−D核融合反応 でぃー−でぃーかくゆうごうはんのう

 D−D reaction. 核融合は、軽い核同士の融合反応でエネルギーを取り出すもので何種類もあるが、実際に利用可能なものは5ケース程度で、特に現在世界で研究の対象としているのは、このD(重水素)−DとD−T(三重水素)核融合反応である。原材料としてのDは海水中に豊富に存在する。また反応生成物はヘリウム、T、中性子で、Tは再び燃料になる。中性子による構造材の放射化を管理する必要がある。重水素は放射性元素ではないため取り扱いが容易であるが、6億度以上の高温が必要である。第二世代の核融合炉と考えられている。


<登録年月> 2001年09月

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