熱遮へい

熱遮へい ねつしゃへい

 thermal shield. 原子炉の炉心周囲のガンマ線遮へい用のコンクリートが熱的に損傷を受けないように熱を遮へいすること。コンクリートは熱を受けるとクラックが入ったり破損したりするので、これを避けるため、小体積に分割するか、熱遮へいを行う。通常は、原子炉の炉心とコンクリート、主冷却系配管とコンクリートの間に鉄製の熱遮へい材を入れる。


<登録年月> 2012年06月

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