中性子モニタ

中性子モニタ ちゅうせいしもにた

 neutron monitor. 中性子検出システム。中性子は電荷をもたないため、電離作用がないので、物質中の原子核と反応させ、二次的に中性子を検出する。低エネルギーの中性子検出ではある種の核種と核反応させ、そのとき生じる二次荷電粒子の電離作用を利用して検出する。BF3計数管(B-10を中性子コンバーターとする)、He-3計数管(He-3)、LiIシンチレーション計数管(Li-6)、核分裂計数管(U-235,Pu-239)がある。また、高エネルギーでは中性子と陽子の散乱を利用する方法(シンチレーションカウンター)、速中性子をパラフィンでおおい減速させて計測する方法、U-238やNp-237などの核反応を利用する方法などが用いられる。中性子モニターは、人の常時立ち入る線量当量率が高くなる恐れがある作業場所の放射線レベルを連続監視する据付型のエリアモニタや、携帯して管理区域内外の線量当量率をモニタリングするサーベイメータなどに適用されている。


<登録年月>
2000年03月




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