致死線量 ちしせんりょう
lethal dose. 一時に大量の放射線を被ばくすることによる急性致死は、晩発性の放射線影響と異なり、非確率的であり、その放射線量にはしきい値が存在する。人は100Gyあるいはそれ以上の放射線を全身に一時に被ばくすると数時間あるいは数日以内で100%死亡するとされており、これを100%致死線量という。数Gy以上では50%が死亡するとされており、これを50%致死線量(半致死線量)という。