reacter period, pile period.　炉周期、原子炉時定数ともいう。中性子数（中性子束、中性子密度、または出力）が指数関数的に上昇（あるいは減少）するとき、ｅ（＝2.71828）倍（あるいは 1/e）に達するまでの時間（単位：秒）を言い、Ｔで表示される。原子炉内、臨界実験装置内などにおける反応度特性を示す指標となるもので、炉周期が短いほど中性子数は急増加（出力が急上昇）する。添加反応度が大きいほど炉周期が短くなる。炉特性実験では炉周期を測定して添加反応度を決定する。