胎児期被ばく

胎児期被ばく たいじきひばく

 妊娠8週目から出産までの期間を胎児期と呼ぶ。この時期の放射線感受性は、それ以前の胚の形成期に比べ低く、奇形発生へのしきい値は0.1Gyとされている。障害としては、確率的影響である白血病や小児癌の発生率が増加し、成人の被ばくによる発癌の割合に比べて2倍も高いとされる。


<登録年月> 2000年02月

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