個人被ばく管理

個人被ばく管理 こじんひばくかんり

 個人の放射線被曝の管理を行うことをいう。個人被曝管理の目的 は、個人が被曝した線量当量を測定・評価し、その結果を線量当量 限度と比較して法令や基準に定めた限度を超えていないことを確かめるとともに、法的規制に従って個人記録の作成・保存等を行なう。また測定結果を個人の作業環境の改善や放射線防護対策に役立てる。さらに過剰被曝があった時は医療処置等の対策のための資料になる。外部被曝管理と内部被曝管理に大別され、外部被曝の測定にはフィルムバッジ、TLD、ポケット線量計などが用いられ、内部被曝の測定には全身カウンターによる体外からの計測や個人排泄物の放射能測定などがある。


<登録年月> 2000年02月

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