再生熱交換器

再生熱交換器 さいせいねつこうかんき

 Regenerative Heat Exchanger. 原子炉冷却材の水質浄化等のため抽出された冷却材(高温水)を使い、水質浄化等の処理を終了して原子炉へ充てんする冷却材(低温水)を加熱する熱交換器をいう。原子炉冷却系から抽出された冷却材は浄化等の処理を行うために温度を下げる必要があり、また、原子炉冷却系に充てんする冷却材は冷却系の熱影響緩和の面から温度を上げることが必要で、双方の熱交換により原子炉の熱も有効に利用される。この再生熱交換器は、PWRにおいては化学体積制御系の一部を、また、BWRにおいては原子炉冷却材浄化系の一部を構成している。


<登録年月> 2010年12月

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