リム効果

リム効果 りむこうか

 rim effect。高燃焼度燃料の燃料ペレット周辺部は局所的に燃焼度が高い領域(リム)である。この領域では、高密度の気泡、明確な結晶粒構造の消失、UO2マトリックスからのキセノン減少などの特徴が認められる。微細構造の変化、キセノンのマトリツクスから気孔への移動、キセノン放出などが、リム効果として高燃焼度燃料の健全性を考慮する上で注目されている。


<登録年月> 1998年04月

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