1回照射

1回照射 いちかいしょうしゃ

 放射線治療において行う1回の照射。腫瘍の制御線量が周囲の正常組織の耐容線量より大きいので、通常の外照射では十分な効果が得られない場合に適用される方法である。術中照射では、手術によって開腹や開胸して病巣を露出したのち、直視下で照射野を設定し、腫瘍に大線量を照射するため1回照射にならざるを得ない。その他では特殊な場合以外は行われない。


<登録年月> 1998年04月

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