ホットケーブ

ホットケーブ ほっとけーぶ

 放射能の高い放射性物質は、直接人の手で扱うことができないため、遮へい壁前面の鉛ガラス製の透透窓を通して目で見て、マニピュレータ等を使用しながら遠隔操作を行うようにした施設をいう。放射性物質を安全に取り扱うための厚い遮へい壁を施した部屋で、箱状の構造をしている。マニピュレータは、操作する人の手や指の動きがワイヤー、てこ、滑車等の伝達機構を介して、遠方にある人間の手に似た装置に伝わり、ほぼ同じ動きをするように製作されている。壁には、施設によって異なるが重コンクリート(約3〜4g/cm)、鉄(約8g/cm)または鉛(約11g/cm)が使用されているが、大半は重コンクリートである。


<登録年月> 1998年02月

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