放射性廃棄物処理施設 ほうしゃせいはいきぶつしょりしせつ
放射性廃棄物処分の前段階で、濃縮あるいは圧縮による減容処理、安定化処理などの処理プロセスを行う施設をいう。低レベル放射性廃棄物では、セメント、アスファルト、あるいはプラスチックなどを用いて水に溶け出さない固化体とすることであり、高レベル放射性廃棄物では、使用済核燃料をそのまま銅粉末などとともにキャニスターに詰めた固化体とするか、再処理の共除染工程から排出される高レベル放射性廃液をガラス固化体としてキャニスターに充填する。