分離係数

分離係数 ぶんりけいすう

 分離とは混合物中の成分を取り出すことである。天然ウランからU−235を濃縮する、使用済燃料溶液からPuやUを抽出するなどは分離の例である。分離係数は2成分の分離の際の効果を表す数値であり、分離後の2成分の比を、分離前の2成分の比で割った値が用いられる。たとえば、ウラン濃縮の場合どの方法を用いるにしても、単位装置を多数回組合せたカスケード方式がとられる。分離係数は通常単位装置について定義され、カスケード全体についての評価に用いられる。


<登録年月> 1998年02月

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