Q値

Q値 きゅうち

 Q−value.
(1)核反応または放射性壊変の過程で吸収あるいは放出される全エネルギーの値をいう。通常 MeVのオーダーである。その大きさは過程の前後における系の質量の差に等しく、正あるいは負の値をとる。Qが正の場合を”発熱反応”、負の場合を”吸熱反応”という。
(2)核融合反応による出力とそのプラズマ状態を維持するのに必要な加熱入力の比、Q=出力/入力。Q=1を臨界プラズマ条件、Q=∞(無限大)を自己点火条件という。


<登録年月> 2001年09月

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