electric load leveling. 電力需要の昼夜、季節間等の変動幅を小さくし、発電システムに対する負荷を平準化すること。日本では、電力需要の増大とともに、昼夜、季節間等でみた需要の変動が拡大しつつあり、ピーク電力需要を賄うために大きな発電設備容量が必要となってきた。このため、発電システムの年平均負荷率は年々低下してきており、電力需給システムの効率性、経済性が悪化してきている。そこで、揚水発電等による電力貯蔵(負荷率の低い夜間に貯蔵し、ピーク負荷時に供給)、夜間料金の割引による需要の時間シフト、大口需要家との需給調整契約の拡充等の負荷平準化に向けての対策が推進されている。