ファントム

ファントム ふぁんとむ

 phantom。人体の皮膚、体内臓器が受ける放射線量を決めるため、人間の代わりとして用いられる模型である。問題となっている放射線の吸収、散乱に関して、人体組織と本質的に同じような状態にあるとみなされる物質、すなわち組織等価物質(原子番号、密度模型)で作られる。原子力発電所などで体内汚染の検査に用いられる全身カウンタの校正と評価は、通常ファントム(phantom)に測定対象の放射線源を入れ、人体に対する測定と同じ条件で測定することにより行う。例えば線源分布の校正には水ファントム(放射性水溶液を満たした人体形状のプラスチック箱)が用いられている。


<登録年月>
1998年02月




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