動特性 どうとくせい
dynamics. 定常状態にあるシステムに外乱を与えた場合のシステムの応答特性をいう。原子炉の場合は、一定出力運転中に何らかの原因で反応度の増加または減少が起ると、原子炉は非定常状態になり出力が変動する。この時の変動の大きさ、速度等を原子炉動特性といい、これを表わす微分方程式を原子炉の動特性方程式という。原子炉システムの安全性、制御性を確保するためには動特性方程式の解析結果を設計に反映させることが不可欠である。