同時計数回路

同時計数回路 どうじけいすうかいろ

 2個(またはそれ以上)の計数管が同時に計数信号を出した時に限って計数回路を作動させるようにした回路。宇宙線の飛来方向を検出したり、特定の放射線だけを選び出したりするのに用いられる。この回路の応用として、特定の放射線だけを計数しないようにするための逆同時計数回路、一方の計数管の計数の後一定の微小時間(10−6〜10−5秒)を隔てて行なわれる他方の計数管の信号だけを拾いだして計数する遅延同時計数回路などがある。


<登録年月> 1998年02月

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