超音波装置

超音波装置 ちょうおんぱそうち

 振動数が16000Hz/sec以上で、音として耳に聞こえない音波を超音波といい、その発生装置を超音波装置という。超音波を発生させる最も普通の方法は、水晶振動子に高周波電圧を加えて、その基本振動数または奇数倍振動数で共振させる方法である。超音波は、金属中の欠陥の検査、地層の探査、医学における胆石の検査のような非破壊検査、複雑な機器の洗浄、乳化などに使用される。また、超音波の反射、ドプラー効果(地上に対する雲、逆転層の動く速度の効果)などを利用して、気象観測を行う方法が近年多くなってきている。


<登録年月> 1998年02月

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