「The Treaty on the Non−Proliferation of Nuclear Weapons」は、一般に、「the Non−Proliferation Treaty」と略称され、その略号として「NPT」が用いられるもので、「核兵器の不拡散に関する条約」のこと。1970年3月発効。核兵器保有国(米旧ソ英仏中)をこれ以上増やさないために、非核兵器国の核兵器保有への道を永久に閉ざす事によって核の拡散を防止する事を狙って設けられた国際的枠組みである。非核兵器国にとって不利な不平等条約であるので、国家安全保障上の理由から加盟しない国(インド等)もある。条約の期限である1995年に無期限延長が決定された。