蓄積線量 ちくせきせんりょう
連続照射、断続照射を問わず、一連の照射を受けた場所の吸収線量の合計をいう。国際放射線防護委員会(ICRP)は、1965年に、放射線の生物効果が蓄積すること、また、最大許容線量等量に融通性を持たせる必要から、年齢N歳の人の最大許容蓄積線量当量を5(N—18)remとするよう勧告している。しかし、1977年のICRP勧告では、蓄積線量による被ばく量規制の考えは採用されていない。