担体

担体 たんたい

 carrier。微量の放射性物質を分離したり抽出したりする場合、その物質と化学的性質の同じか、または、似ている別の物質を適当量加えることにより、分離などの化学処理を容易に行うことができる。この加えた物質を元の物質の担体(キャリア)という。担体は、目的とする微量物質を担い、運ぶ役割をするのでこの名がある。担体が目的とする放射性核種の安定同位体であるときは同位担体、そうでないときは非同位担体という。


<登録年月> 1998年02月

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