<概要>
1998年4月1日現在、わが国の商業用原子力発電所は、運転中のもの52基、建設中のもの2基、建設準備中のもの4基があり、いずれも海岸に面して立地されている。なお、これらのほかに動燃(現日本原子力研究開発機構)事業団(核燃料サイクル開発機構(現日本原子力研究開発機構))の「
ふげん」が運転中である。
<更新年月>
1999年03月 (本データは原則として更新対象外とします。)
<本文>
1998年4月1日現在、わが国の商業用原子力発電所は、
表1−1 および
表1−2 に示すように運転中のもの52基(認可出力4,508.2万kW)、建設中のもの2基(認可出力110.5万kW)、建設準備中のもの4基(認可出力466.3万kW)がある。
図1 に示すようにいずれも海岸に面して立地されている。
なお、これらのほかに旧動燃(現日本原子力研究開発機構)事業団(核燃料サイクル開発機構(現日本原子力研究開発機構))の「ふげん」が運転中である。しかしながら、動燃(現日本原子力研究開発機構)改革の一環として新型転換炉研究開発については、その役割が終了しつつあることから、適切な過渡期間をおいて撤退することとされ、1997年12月に「ふげん」の運転期間を5年間とすることで地元と合意した。
各発電所の設備容量は、合計58基で5,085万kWである(
表1−1および
表1−2参照)。
<図/表>
<参考文献>
(1)原子力委員会(編):原子力白書 平成10年版、大蔵省印刷局(1998年8月)
(2)資源エネルギー庁公益事業部原子力発電安全管理課(編):原子力発電所運転管理年報 平成10年版、火力原子力発電技術協会(1998年9月)