血管造影

血管造影 けっかんぞうえい

 血管内に水溶性造影剤を注入して、連続的にX線 写真撮影あるいはX線映画撮影を行って、血管の形態や血行動態を観察する方法である。静脈造影法と動脈造影法とがある。造影剤の注入には、直接穿刺法と血管カテーテル法とがある。カテーテル法でその先端を動静脈の分枝に入れて造影する方法を、選択的血管造影法・超選択的血管造影法と呼んでいる。通常は診断に用いられるが、近年治療にも用いられることが多くなってきた。


<登録年月> 1998年02月

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